注文住宅の土地探しの流れ

注文住宅を購入する際、土地から購入して住宅を建てている方も少なくありません。

 

しかし、実際に住宅を建てる土地はどのように探し始めればよいのでしょうか?

基本的に土地探しの方法は①インターネットや広告を使って自力で探す、または②不動産会社やハウスメーカーに依頼する、のふたつです。

 

いずれかの方法で土地を決めたら、ハウスメーカーや工務店に相談して住宅を設計、施工してもらう流れになります。

 

土地が決まっていれば半年程度で住宅を完成させられますが、土地探しから始めるのであれば当然その分の時間がかかるため、完成まで1年から1年半程度かかると見ておきましょう。

土地探しはハウスメーカーか自力、どっちがいいの?

土地探しを自力で行う場合とハウスメーカーで行う場合とでメリットは異なります。

それぞれのメリット・デメリットをよく比較したうえで計画を立てると、スムーズに進みます。

 

理想の土地を見つけやすいのはハウスメーカーのメリット

ハウスメーカーや不動産会社に土地探しを依頼する最大のメリットは、希望に合った土地を見つけやすいということ。

 

予算や理想の周辺環境、広さや土地のかたちを伝えれば、営業担当者が希望の土地を紹介してもらえます。

仕事や家事で多忙な人にとっては理想的といえるでしょう。

 

日本には都市計画法があり、土地それぞれに建てられる家の条件や用途地域が決まっているため、たとえ自分たちで気にいる土地を見つけても条件が合わない可能性があります。

 

それも不動産のプロが探してくれるのであれば、安心ですね。

 

予算を立てやすいのもハウスメーカーのメリット

ハウスメーカーに土地探しから住宅の設計・施工までを一貫して依頼する場合、総合的にかかる予算もう計算しやすくなります。

 

土地代と建築物、それぞれにかかる費用の配分もスムーズになるでしょう。

土地探しと住宅購入が別々になる場合、土地探しに費用をかけすぎて上物にお金をかけられなくなったというのはよくある失敗事例です。

 

ハウスメーカーに依頼したほうが住宅ローンの審査が通りやすい

ほとんどの人が住宅ローンを組むことになるかと思いますが、住宅ローンははあくまで建物にかかる費用がほとんどであり、土地だけの融資を受けるのは難しいものです。

 

それも土地探しからハウスメーカーに依頼すると、住宅会社が見積書や設計図を金融機関に提出してくれるので融資を受けやすくなります。

 

仲介手数料がかからないのは自力で土地探しをするときの魅力

多くのハウスメーカーでは土地探しをしてもらう際に仲介手数料が発生します。

 

この仲介手数料の上限は法律で決まっていて200万円以下であれば5%、200~400万円の範囲であれば4%、そして400万円以上の物件は3%です。

 

数%といっても土地は金額が大きいので、仲介手数料だけで100万円を超えることも珍しくありません。

しかし、住宅を購入することで仲介手数料が無料になることもあります。

 

自力で探せば掘り出し物が見つかることもある

自力で土地探しを積極的に行うと、売り出したばかりの土地にめぐり合えたり、相場よりも安い値段の土地を誰よりも早く購入できる可能性があります。

 

たとえハウスメーカーや不動産会社に頼むとしても、まかせっぱなしにしているのではなく自分でも日頃からチラシをチェックしたり、土地情報サイトに目を通しておいたりすると土地情報の見方が分かってくるのでおすすめです。

 

自力で探す場合施工会社選びと土地探しどっちが先か

住宅を建てる場所が決まってからハウスメーカーや建築会社などの施工会社を探すというイメージがありますが、実は施工会社と土地探しは並行して行うのがベストなのです。

 

その理由として、金融機関における住宅ローン審査の存在が挙げられます。

 

住宅ローンを使って土地と住宅を購入したいと考える人が多いかと思いますが、前章で説明した通り土地購入費用のみを住宅ローン審査に申し込むのは難しいものです。

 

ほとんどの金融機関は住宅ローン審査時に見積書や設計図面の提出を求めてきますが、施工会社が決まっていなければ用意できませんよね。

 

「せっかく良い土地を見つけたのに住宅ローン審査を申し込めず、ハウスメーカーを検討していたら他の人に土地を取られてしまった…」ということがないように、土地探しと施行会社選びは並行して行うようにしましょう。

 

土地探しで必ず確認すべきポイント&注意点

ここからは土地探しを実際に行う際にチェックしておきたいポイントを紹介します。

 

土地選びを誤ると資産価値が下がってしまったり、理想の住宅を建てられなかったりする可能性があるので、慎重に選ぶようにしてください。

形状や地盤を重視した土地

土地の形状と言うと正方形や長方形が一般的に感じますが、世の中には三角形や平行四辺形また L字状の旗竿地などがあります。

これらは四角形の土地に比べるとどうしても活かしにくい形状です。

土地の形状が不安定だと建物の形や間取りが制限されることもあるので、四角形の土地を選ぶに越したことはありません。

 

しかし、立地によっては採光が良くなったり、人気が低い分リーズナブルに購入できたりするメリットも。

現地を実際に見たうえで決めることをおすすめします。

 

購入を検討する際には日当たりや目の前の道、また整形地か不整形地であるかどうかを確認しておきましょう。

 

形状だけではなく地盤のゆるさや角度も見ておくようにしてください。

このふたつによって暮らしやすさは大きく変わってきます。

 

面積の広さを重視した土地

面積の広さを重視して土地を選ぶ場合、坪数と土地単価、また建ぺい率や容積率など土地の法的な制限も確認しておきましょう。

 

建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積の割合、そして容積率は敷地面積に対する延床面積の割合のこと。

 

上限は都市計画法によって決められていて、たとえ土地が広くても建ぺい率と容積率が低ければ、理想の広さを確保できない可能性があります。

 

建ぺい率の上限は30~80%、容積率は50~1300%とかなり幅があるので、必ず確認するようにしてください。

2階建て住宅であれば100%、3階建て住宅であれば150%は確保したいところです。

 

環境を重視(日当たり、隣との距離、治安環境)した土地

日当たりや風通し、周囲の騒音や臭気などに問題がある土地で実際に暮らし始めると、かなり大きな苦痛を感じます。

そのため妥協をすることなく、しっかり現地調査をした上で土地を決めるようにしましょう。

 

近所の人のごみの出し方を見ると、なんとなくその土地の雰囲気が伝わってきます。

 

また周辺道路や上下水道、ネットや電気・ガスなどのインフラの整備状況の確認も重要です。

近くまで通っておらず新たに整備することになると工事費が発生しますので、現地調査の際に確認するようにしてください。

 

交通状況を重視した土地

最寄り駅への距離やバス停の有無によって暮らしやすさは大きく変わってきます。

 

自動車を持っていなかったり、電車通勤をしていたりする人はやはり駅が近いに越したことはないでしょう。

 

交通状況と言えば目の前に大通りが接していると騒音や交通事故の心配がありますし、反対に目の前の道が狭すぎても車が通りにくいというデメリットがあります。

 

家族構成やライフスタイルと合わせて、しっくりくる土地を探すようにしてください。

 

用途を重視した土地

土地は市街化区域と市街化調整区域のふたつに分類されます。

市街化区域であれば原則家を建てられますが調整区域である場合、建物を建てるにあたって許可が必要です。

もちろん許可が得られない可能性もあります。

 

自分で土地を探す場合、市街化調整区域に指定されている土地を選んでしまわないように注意しましょう。

また市街化区域であっても農業振興地域に指定されていて住宅が建てられないこともあるので、詳しくは自治体の納税課に問い合わせをしてください。

 

プロによる土地探しのコツを大公開

土地探しのコツはプロに聞くのが一番。

ここからは、実際に土地探しのプロが土地探しのコツを直伝していきます。

土地にかける費用の把握をする

土地を購入する際は土地代だけではなく登記費用や測量費用、また農地を宅地にする場合は届出や許可に費用が発生してきます。

 

ハウスメーカーに土地探しを依頼する場合は仲介手数料、また住宅ローンを利用する場合はローン手数料や印紙代も欠かせません。

購入後は固定資産税もかかってきます。

 

これらにかかる費用は土地代の5~10%程度と言われていますが、これら以外にも古い家を壊す場合は取り壊し費用やインフラ整備費用が発生するため、ある程度余裕をもってみておきましょう。

 

必ず自分の目で確認してから決める

ハウスメーカーに土地を探してもらう場合でも、すべてを担当者に丸投げするのではなく実際に自分の目で確認してから決めるようにしましょう。

 

実際の印象や周りの雰囲気は、自分の目で見ないとなかなか感じ取れないものです。

大きな買い物である住宅は慎重に決める必要があります。

 

土地区画は角地が人気

土地が区画割りされて販売されている場合、隅にある角地が人気です。

 

住宅に囲まれていない角地は開放感があり、駐車スペースを確保しやすいところが魅力。

ただし人気が高いことから費用も高めに設定されています。

 

将来性を考えて検討する

現在は周辺に商業施設がなくても、大型ショッピングセンターができたり、新しい駅が開いたりする可能性がある土地は、将来的に値上がりする可能性があります。

 

反対に住宅周辺の商業施設の閉店ラッシュが続いていたり、空き家が増えていたりするエリアはゆくゆく値下がりすることも。

なるべく資産価値を維持できるように、今だけではなく将来のことも考えて土地を決めることをおすすめします。

 

土地探しも注文住宅もセットでさくらにお任せください

土地探しのポイントはご理解いただけたかと思います。

 

土地はただ気に入った場所を選べば良いだけではなく、都市計画法などの法律を頭に入れつつ暮らしやすい場所を探さなければならないため、初めて土地を購入する人はハードルが高いと感じるかもしれません。

 

また、これまで住んだことがないエリアで土地購入を検討している場合は土地勘がなく、どのような土地を選べばいいのかわからないという人も多いかと思います。

 

そんなときにはハウスメーカーや建築会社など、頼れるアドバイザーがいると安心ですね。

 

石川県金沢市に本社を構える株式会社さくらでは注文住宅や分譲住宅の設計や販売だけではなく、土地探しのお手伝いも行っております。

 

地元情報を熟知した経験豊富な営業担当者がヒアリングをもとに、お客様の希望に合致した土地をご提案しておりますので、これから住宅購入を考えている方はぜひ一度ご相談くださいませ。

 

北陸地方を中心に展開しているギャラリーやモデルルームに一度足をお運びいただくと、さくらの家づくりについてご理解いただけると考えております。

 

土地探しから住宅の設計、施工、アフターケアまで一貫して行うことで金融機関の住宅ローン審査など、各種手続きもスムーズです。