COLUMN
お役立ちコラム【施工事例あり!】ビルトインガレージを作るときの間取りの注意点とは
一戸建ての家を建てよう!と考えたとき、生活の足として必要な車をお持ちの方にとって、部屋の間取りと同様に気になる点が、駐車スペースのことではないでしょうか。
ここでは、あこがれのビルトインガレージ付きの家を建てる際に押さえておきたいポイントについて説明していきます。
こんな方はビルトインガレージがおすすめ!
ビルトインガレージとは、建物内部に駐車スペースを確保したもので、1階部分に車が入るように、大きな開口部を持っているのが特徴的です。
庭などに設けるカーポートとは違い、車をすっぽりと壁面で覆うことができます。
車好き、バイク好き、自転車好きなど自分の愛車を大事にしたい方にとっては特におすすめです。
ビルトインガレージのメリット・デメリット
ビルトインガレージにした場合、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
また、デメリットについても考えていきましょう。
【メリット①】愛車の保護
ビルトインガレージをつくる第一のメリットとして、車を風・雨・雪から守れることがあげられます。
雪の影響を受けやすい地域では、車の雪下ろしをする必要がなく、夏・冬タイヤなどの保管にも便利です。
また、雨や直射日光を避けることで、車の塗装や色あせを防ぐことができます。
【メリット②】イタズラ防止
治安面で不安があるエリアでは、盗難やキズをつけられたり、タイヤのパンク、スプレーで汚れをつけられたりするなど、愛車へのイタズラを防止できるのもビルトインガレージのメリットのひとつといえます。
こうした被害にあってしまうと、多額の損害を被ることになってしまいます。
高級車であればあるほど車のイタズラを防ぐためにビルトインガレージが必要なのです。
【メリット③】空き巣被害を防ぐ
外に駐車場がある住居は外出するときに車を使用することで、不在にしていることが一目瞭然となってしまいます。
それもビルトインガレージであれば、車の有無を外から確認することはできないため、空き巣の被害にも遭いにくくなるでしょう。
【メリット④】荷物や人の移動がラク
居住スペースとガレージがドアでつながっていると、天候を気にすることなく、大きな荷物などの出し入れや人の移動にも便利です。
数台の車を持っている場合、家の近所に駐車場を見つけるのが難しかったり、借りられたとしても駐車場代だけで月に万単位の金額が発生することもあります。
また、車を利用するたびに、その駐車場まで歩かなくてはならない場合、急病人が出た時にとっさの動きが取れないことも考えられます。
小さいお子さんやご高齢の方がいるご家庭や、持病のある家族がいる方にとっては、車までの距離が近いというのはありがたいことですし、安心感をもたらしてくれるでしょう。
【メリット⑤】趣味の場として活用もできる
キャンプやロードバイク、サーフィンなどといったアウトドア好きの方にとっては、ビルトインガレージがアウトドア用品の収納に役立つこともあります。
車だけでなく、趣味の道具もすぐに出し入れできることは、アウトドア好きの人にとっては魅力的でしょう。
休みの日に、ガレージで車にワックスをかけたり、夏タイヤ、冬タイヤの交換・オイルを交換したりと、自分で行えることも楽しみとなるかもしれません。
DIY好きの人にとっては、作業に必要な工具類の保管場所としてして最適です。
【メリット⑥】子どものプレイルーム
雨が降っている日や風が強かったりする日など、なかなか子どもが外で遊べない日もありますよね。
そんな時、子どもたちは体力を持て余してしまいがちになりますが、ビルトインガレージであれば恰好の遊び場になること間違いなしです。
【メリット⑦】敷地の有効活用
ビルトインガレージは建物の中にある車庫なので、住宅の敷地さえあれば駐車スペースを作ることができ、狭小地や限られた狭い敷地でも有効活用することができます。
【デメリット①】1階部分の居住スペースの確保がむずかしい
敷地面積によっては、1階部分のかなりのスペースをビルトインガレージが占めることになるため、1階部分の居住空間が少なくなってしまうことがデメリットといえます。
2階にリビングやキッチン、バスルームを配置し、3階がベッドルームなどとなった場合、毎日の階段の上り下りが苦痛になってしまうといったことが考えられます。
【デメリット②】固定資産税が高くなる!?
ビルトインガレージの面積が、住宅総面積の5分の1を超えると、その面積も延床面積に加えられてしまうため、固定資産税が高額になります。
逆に、住宅総面積の5分の1以下なら床面積から除外され安くなりますので、ビルトインガレージの住宅総面積に対する割合には十分注意しましょう。
【デメリット③】健康被害を防ぐには換気扇の取り付けがマスト
車の排気や車のメンテナンス時に発生する臭気対策として、ビルトインガレージ内に換気扇を設置する必要があります。
排気ガスがビルトインガレージ内に充満すると、二酸化炭素中毒になる危険性があるためです。
また、明るさを確保するための照明やコンセントの設置などが必要となってきます。
取り付けには当然コストがかかりますが、これもある意味デメリットのひとつです。
【デメリット④】建物自体の価格が高くなる
ビルトインガレージは、大きな開口部を設ける必要がありますが、今までの一般的な木造工法では、難しい建て方となり、強度を確保しようとすると、なかなか手に入らない立派で高価な木材を使用したり、
その木材の取り扱いになれた熟練の大工の力が必要となってきたりします。
そのため、建物自体の坪単価が上がる可能性がありますが、家自体の強度を保つためのコストなので、必要な経費といえるでしょう。
【デメリット⑤】車の乗り換えや台数を考慮する
車種や車の台数については、家族構成や生活スタイルの変化によって変わっていく可能性があります。
現在持っている車のサイズは問題がなくても、大きな車に買いかえたらガレージに入らなかったといったことにならないよう、
将来的にどのようなタイプの車を何台停めるのか、検討しておくとよいでしょう。
【デメリット⑥】騒音問題
寝室の場所がビルトインガレージに近い場合、早朝や深夜にエンジン音やシャッターの開閉に伴う音が響き、安眠が妨げられる場合があります。
音に対する敏感さは、かなり個人差があるので一概には言えませんが、ビルトインガレージと各部屋の配置には気をつけた方がよいでしょう。
また、住宅密集地では、隣住民の迷惑にならないようなシャッターの種類を選ぶことも重要なポイントとなってきます。
ビルトインガレージの施工事例をご紹介!
ここでは実際に株式会社さくらが手掛けたビルトインガレージ付き住宅の施工事例をご紹介します。
趣味の空間としても活用
見た目がスタイリッシュで、車好きの人から人気が高く、憧れの的となるビルトインガレージ。
趣味のDIYに、愛車のお手入れなど、趣味の場としても活用することも可能です。
また、ガレージ部分とリビングを窓で仕切ると、お気に入りの愛車をいつも眺めながら、リビングでゆっくりくつろぐことができます。
快適な生活動線
雨や雪の日でもアクティブに行動できるインナーガレージ住宅。
電動シャッターを開ければ、天候に左右されずいつでもすぐに車を出すことができるので、急いで出かけなくてはいけないときや、朝の忙しい時間でもストレスなく出発できるでしょう。
また、1週間分の食料の買い物をしたときや大きな荷物を運びいれるのにも便利です。
ビルトインガレージを作るときの間取りの注意点
敷地が広ければ問題はありませんが、ビルトインガレージを作ると、1階部分のスペースの大部分が駐車スペースとしてなってしまいます。
そのため、一般的な間取りに多い1階にリビング、キッチン、バスルームなどを2階以上に設ける必要がでてきます。
理想のビルトインガレージを叶えるためにも、施工事例のある会社に相談してみるとよいでしょう。
玄関以外にビルトインガレージ直結の出入口をつけたり、電動式シャッターを採用したりするなど、多くの実績をもつ会社であれば、自分たちの生活スタイルにあったさまざまな提案をしてくれるはずです。
ビルトインガレージのある家をお考えの方へ
ビルトインガレージは生活面での利便性のほか、愛車のお手入れや趣味を楽しむ場所として大活躍してくれることでしょう。
それぞれのご家庭の暮らし方にマッチしたビルトインガレージハウスがあります。
ビルトインガレージのある家を建てたいとお考えであれば、ぜひ株式会社さくらへご相談ください。
豊富な施工事例をもとに、ヒントとなるポイントがきっと見つかるはずです。
株式会社さくらでは、これまでお客様に喜んでいただけるような内装・間取り・設備を、注文住宅・LOHASで実現してきました。
ご家族にとって理想的な生活を考え、細部にまでこだわりを発揮しているのが弊社の家づくりの特徴です。
省エネ住宅で、夏は涼しく、冬は暖かいことはもちろん、住設機器あんしん修理サポートという5年間の無料保証など、アフターサービスも充実しています。
北陸地方を中心にモデルルームやギャラリーを展開しておりますので、気になる方はぜひ足をお運びくださいませ。